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PHP8アップデートサービス

PHPとWordPress

PHPとはウェブアプリケーション作成に特化したプログラミング言語で、"The PHP Group" によってコミュニティベースで開発されているオープンソースで誰でも無償で利用できます。

WordPressはこのPHPで作成されたウェブサイト構築アプリケーションで、こちらも誰でも無償で利用できます。さらには、WordPressの機能拡張を担当するプラグインも、デザイン部分を担当するテーマもPHPで作成されています。

PHPはセキュリティや処理能力向上・機能強化の関係上、どんどんバージョンアップされていきます。PHPの2024年8月1日現在の最新バージョンは8.3.10となっております。ここでは8.1以降を総称して「PHP8」と呼ぶことにします。

一方でWordPressには必須要件としてPHPのバージョンが指定されており、数年前まではPHP5でしたが現在はPHP7となっています。必須要件の変更に合わせ、サイト側もそれに対応できるようにメンテナンス(互換性の確保)していくことが要求されます。さらに付け加えますと直近のWordPress6.4からは推奨要件としてPHP8が指定されてるところであり、近い将来PHP8が必須要件になるのは間違いありません。

メンテナンスの必要性

PHP7までは制限事項が比較的緩やかであったために、WordPressの必須要件がPHP5からPHP7に変更された時はメンテナンスにそれほど気を使う必要はなかったのですが、PHP8では制限事項が厳しくなったために、動作不良を起こすプラグインが出てきたり、エラーメッセージが表示されたり、甚だしいケースではプラグインのアップデート自体ができないなど、大きな支障が出ることがわかってきております。

ところがメンテナンスはPHP側やWordPress側の責任ではなく、あくまでもサイト所有者側の責任です。PHPやWordPressを無償で利用できることのメリットは非常に大きいものであり、今回のメンテナンスのコストをサイト所有者側が負担したとしても、メリットの方が比較にならないほど大きいということをご理解いただくことが重要と考えております。

PHP8アップデートサービスは、WordPressサイトのプラグインやテーマをPHP8で正常動作できるように、コードの修正や代替プラグインの導入などを施してメンテナンスするサービスです。

近い将来PHP8が必須要件に指定された時点でメンテナンス対応するとしても、予期せぬトラブルが起こったり対応費用が高くなったりと、スムースに対応できないことは目に見えております。弊社のお客様には憂き目に遭って欲しくないので、早めの対応をお奨めしているところです。

メンテナンスプラン

Aプラン

メンテナンスモードで現行サイトを直接修正します。メンテナンスモードは最短3時間~最大3日間です。比較的簡単な修正で済みそうな場合はこちらで対応できます。
3日間で完了できないほど作業内容の難易度が高いことが判明した場合はBプランに移行する場合があります。

Bプラン

PHP8環境下のドメインスペースにサイトを複製して修正し、完成後に公開します。現サイトは運用継続しますので閲覧者様への支障は起こりません。以下の条件のサイトに適用されます。

  • 運用を中止させることができないサイト
  • 技術的難易度が高いサイト
  • 他の制作会社が作成したテーマやプラグインを搭載するサイト

費用

プラン金額(税抜き)備考
A30,000円
B50,000円※1

緊急対応の場合は20,000円~の追加となる場合があります。

※1 難易度によっては50,000円で対応できない場合があります。
個別のお見積もりで対応させていただくことがあります。

ご参考

PHP8アップデートはデザインや機能面など目に見えるアップデートではないので、ご利用者様側にとっては納得のいかないところもあろうかと存じます。しかしながら目に見えないPHP8の優れた性能を享受することが可能になります。

また、このサービスは仕事量としては一般の制作に比較して小規模であり、位置づけとしてもWordPressの性能を引き出すための裏方の範疇であり、事業分野としては非常に地味です。そのため費用は作業の実費相当を設定しており、決して儲けようという設定ではございません。

さらに付け加えると、古い環境のままで何かしらの重大な支障が発生した場合、ここで紹介している金額ではとても対応できないこともあり得ます。

以上の点をどうかご理解いただき、納得したうえでお申込みいただければ、これほど喜ばしいことはございません。